- WEB系キャリアに変えていく準備を始めたい人
- 今までのキャリアを変えることを迷っている人
- WEB系キャリアの変わり方の5パターン
- WEB系キャリアに変わるための具体的なステップ
こんにちは、竹山(@tkymbiz)です。
本記事の内容
- WEB系キャリア(ITエンジニア、WEBマーケター)への転向パターン
- キャリア転向を具体的に進める手順
本記事の筆者の実績は下記です。
記事の信頼性:
- 大学院まで専攻した10年間のエンジニア経験から、現在はWEB集客と掛け合わせて仕事中
- 営業未経験のエンジニアから副業期間から1年で営業・商談を数百件以上経験
今回はWEB系キャリアに変わるための4つのロードマップをご紹介します。
かなりのボリュームになると思うので、まずは今考えている方向に合った内容に絞ってご覧ください。
今まで積み上げたキャリアを手放すなんて…
たぶんこの記事を読んでいる方と同じくらい、僕自身がずっっと迷ってたことでした。
学生時代から「自分はエンジニアを極めることが好きなんだ!!」と思いつつ、どこかハマりきれない自分がいることに気付きながらも、それまで積み上げた専門性を手放すことは考えられず大学院進学・エンジニアとして就職しました。
「エンジニアの基礎を学んだから」
「大学院まで行ったから」
「エンジニアとして就職したから」
時間を過ごせば過ごすほど、こういった言葉やキャリアの積み上げがさらに離れづらくなっていました。
そんなある時、「今動かないでいつ動く?」とようやく自分に喝を入れられてから思い切って行動した結果、
- 副業で自分で営業して副業の学習開始から5ヶ月で20万
- 自分で営業・商談して仕事をいただく
- 転職から5ヶ月で職場初の時短勤務の交渉成立
- 会社員時代は経験ゼロのWEB集客でも仕事をいただいて成果を出す
といったことができました。
ずっとエンジニアで営業もやってなかったところからとにかくやって分かったのは、
「正しいルートを理解して進めば着実にキャリアは変えられる」
ということです。
キャリアの転向を考える時に、正しい進め方が分からずに自分なりにやった結果途中で諦めてしまったという人もたくさん見てきました。
これも、正しいルートを理解して選んでるかでやり切れるかどうかも全然変わるんですよね。
いろんなパターンを自分なりに経験して、今回はWEB系キャリア転向のパターンをそれぞれ分けて解説していきます。
かなりのボリュームになったので、目次から当てはまる部分を読んでみてください。
それでは進めていきます。
前提①:WEB系の学習後にどうなっていく?
WEB系キャリアの転向パターンとして、はじめに2つの前提を解説します。
これを明確にしておくだけで今後の進み方がグッと変わります。
1つ目は、WEB系の学習をした後にどうなっていきたいかです。
大きく分けて、転職を目的にするか、副業から独立を目的にするかで進み方が少し変わってきます。
WEB系のスキルを習得した先にどうなっていきたいか、自分の半年後、1年後の状態をイメージしながらここからの内容を読んでみてください。
前提②:学習方法の選び方
2つ目に大事なことは、スタートする前に、どういう基準で学習方法を選ぶかを決めておくことです。
本人が納得して進められて結果的にうまく進められたらそれ以上言うことは何もないのですが、ちゃんと選べばできたはずのことなのに諦めてしまったということを防ぐためにも始める時には意識しておくことをオススメします。
未経験分野:スクールで学習
経験分野:教材学習でもOK
自分のスキルを活かした学習と全くの未経験から始める学習の両方を経験して、学習方法の選び方はシンプルにこれだけです。
どの教材やスクールを選ぶかはいろいろあるとして、学習方法はこれを意識してみてください。その理由を実体験をもとに解説します。
未経験分野:スクールで学習
はじめに、経験分野についても確実に進むのはスクールなどで学習環境を整える方法です。
スクールの良い点は、
- 経験者のサポートがあって自信を持って進められる
- つまずいた時も質問できる
- 周りに同じように努力してる人がいる
- やらざるを得ない環境をつくれる
などです。
とは言うものの、僕自身も昔は本を買いたくなくて図書館に自転車で行く、最新のハードカバーより文庫本、というタイプだったので、スクールを使うこと自体ためらいました。
そこからキャリアの転向のいろんなパターンをやって分かったのは、一番の目的を理解しておくことでした。
ここでの一番の目的は「キャリア転向に成功すること」で「お金を使わずに進めること」では無いんですよね。
僕はこれに気付くのにかなりの時間をかけてしまいました。。
スクールに通えば効率的に進められて結果的に早く目標までいけることが多いです。
早くゴールに行けるということは、それだけ挫折を感じる期間を減らせるということです。
逆に、自分で学習を進めることはかっこいいようにも見えますが、これで挫折してしまったら一番もったいないケースです。
まずは自分で進めるのもアリですが、未経験分野の学習段階は学習環境に投資する大切さを理解しておくとその後の進み方が全く変わります。
経験分野:教材でもOK
着実に進めるならスクールで学習することが効率的ですが、スクールに通わなくても比較的進められる場合もありました。
それが経験分野の学習です。
例えばプログラミングならこれから習得するプログラミング言語の学習、営業なら他業種の営業などですね。
つまり、学習していく中でどこに挫折ポイントがあって、どう取り組めば解決できるかを既にイメージできている分野ということです。
この場合は、教材だけでも自分で取り組めて、つまずいたとしても挫折になる前に対処することができます。
実際に僕もプログラミング学習に関しては経験があったので教材で進めました。
既に経験している分野ならスクールの方が効率的ではありますが、教材でも十分進めていけると思います。
以上が学習方法で知っておきたい前提です。
ここからは、WEB系のキャリア転向の4パターンを紹介していきます。
WEB系キャリアに変わる4パターン
今回はWEB系キャリア(ITエンジニア、WEBマーケター)に転向する方法を、次のパターンから解説していきます。
転職を目指す
ここでは転職を目指してWEB系キャリアに変わっていくための手順を解説します。
王道の手順と副業から独立するまでに分かった手順をご紹介します。
まずは転職する時にスキル面で見られるのは、次の3つが多いです。
- 即戦力になりそうか
→ 実務経験があるか - 実務経験がない場合はどれくらいのスキル感か
→ どのような方法で学習したか - 課題があった時にどのように解決していくか
この中でも、やはり実務経験に勝るものはありません。
言ってしまえば、実務で実績を出していたら学習方法について問われることはほとんど無いでしょう。
とは言うものの、僕も実務経験が無い状態を経験したので、ここからは学習方法にも注目して解説していきます。
特に上の2つは手順次第でうまく攻略できる部分です。
それぞれのパターンごとに解説していきます。
未経験から始めるITエンジニア
1つ目は未経験からエンジニアとして転職することを目的に進める方法です。
先に伝えたように、未経験で進める場合は教材よりもスクールに通って進めることをオススメします。
スクールに通ってスキルを習得することは、自分にとっても採用側にとってもこんなメリットがあります。
自分にとって
- どの言語を選ぶべきか、方向性も相談できる
- 経験者のサポートがあって自信を持って進められる
- つまずいた時も質問できる
- 周りに同じように努力してる人がいる
- やらざるを得ない環境をつくれる
採用側にとって
- 学習手順が分かる
- 大手の場合:スクール生をイメージできる
プログラミングって進めるとこもつまずきポイントはあるんですが、実は始める前からつまずきやすいポイントが結構あるんですよね。
プログラミングをしてる中でも想定外のエラーがあることが当たり前の世界です。
10年近く携わった肌感覚としては、よっぽど黙々と調べながらできる人じゃないとつまずかない人がいないくらいかなと。
そういう意味でも、費用はかかりますがキャリアを本当に変えていきたいならスクールに入って環境を用意することをオススメします。
とは言うものの高い費用を払ってITエンジニア自体が合わない場合もあるのが難しいところ。。
そういう時には、まずは無料の範囲で試してみて、プログラミングがどんな感じか見てみるのがオススメです。
オススメはProgateと呼ばれるサービスです。
プログラミングがどんな感じなのかが無料で試すことができます。
実際にやってみることでどんなところにつまずきそうか分かると思います。
その上でスクールに行くと解決の仕方もある程度分かっているので進めやすくなります。
また、スクールに通うことは、採用側にとっても学習カリキュラムが認識できていて、卒業生を既に輩出してるスクールだとイメージもつきやすいので、採用しやすいメリットがあります。
採用側も「独学で勉強しました!」って人だと、本当にどれくらいできるのかは分かりませんよね。
実務や自分で開発を経験していたらまだイメージできますが、独学だと本当にやったのか、どれくらいの深さまで習得してるのかは共有しにくい部分です。
スクールで学習することは、採用側とのギャップを減らして転職に繋がりやすくするメリットもあります。
未経験から始めるWEBマーケター
次に、未経験からWEBマーケターとして転職するケースです。
こちらもスクールに通って着実にスキルを習得するのがオススメです。
最も効率的に知識をつけていくことができます。
ただ、WEBマーケティングに関しては自分で始めるのも1つです。
「実務に勝るものはない」の観点で言うと、プログラミングは実務をするにも知識が必要で始めるまでの環境構築や操作にハードルがあります。
それと比べてWEBマーケティング領域はプログラミングと違って始めやすいんですよね。
例えば、自分でプライベートアカウントとは別の目的でSNS運用をしたり、ブログを作ってSEO対策をして上位表示を狙うなどもできます。
自分で運用するコンテンツ(発信内容)が無い時は、知人のお店などのSNSやブログの手伝いをするのもアリです。
実際に僕の知人にもお店のSNS運用から手伝って始めてスキルをつけた人も何人かいます。
最短で進む一番のオススメは、スクールで効率的に学習しつつ、アウトプットとして自分で運用を始める方法です。
こうすれば学習をしながら最短で実務経験を積むことができます。
既存スキルから広げるITエンジニア/WEBマーケター
転職を目指す3つ目のパターンは、既存スキルを活かしてキャリアを広げる方法です。
既に何かしらのスキルを持っていて経験もある場合は、スクールでなくても教材による学習でもアリです。
と言うのも、学習の仕方や乗り越え方をある程度知っている状態なので、つまずく箇所はあったとしてもある程度サクッと対応できちゃうからです。
転職するにしても、別の言語やジャンルで実務経験を積んでいれば、仕事をする基礎ができているので採用率は高まります。
強いて言えば、実務経験として簡単な内容でも良いので単発でクラウドソーシングで仕事を受けてみるのがオススメです。
めちゃくちゃ難しいものでなくも大丈夫です。
「クラウドソーシングで仕事を受けてやった」という経験で、実務経験が0か1かになるので全く変わります。
この時の注意点が、無理に難しい案件をいったり単価を上げて稼ごうとせず、実務経験を作ることを最優先に選ぶことです。
本来の目的からずれてしまうと思わぬところで挫折してしまうので、単価度外視でやってもいいと思います。
ここで単価が低くても、結果的に望んだ会社により早く転職できればその方がずっとお得です。
クラウドソーシングの始め方については、別の記事でこの記事の最後にまとめたので良ければご覧ください。
以上が転職を目指してキャリアを変える場合の方法です。
副業から独立を目指す
次に、副業から独立を目指して動く時の手順について解説します。
転職を目指す時と大きく違うのは、実務経験がさらに重要視される点です。
どれだけ質の高い学習方法を積んだかよりも、依頼者の課題を解決できるかが見られますす。
雇用されるわけではないのでよく考えてみれば当然ですね。
そういう意味でも、より早く経験を積むことが副業で成果を出して独立への近道になります。
決して楽ではありませんが効率的に進める方法はあります。
次の4パターンを見ていきましょう。
未経験から始めるITエンジニア
副業から独立を視野に入れてITエンジニアを考えるなら、WEB制作がオススメです。
具体的なプログラミング言語としては、HTML, CSS, JavaScript, PHPあたりです。
「…多っっっ!!!」
僕も最初見た時同じことを思いました(笑)
ただ、特にJavaScriptとPHPは一部を習得すればある程度できるので思っているほどのボリュームではありません。
他の言語と比べると比較的ハードルが低く、実装したものがデザインや構成に反映されるので楽しく進められます。
独立を視野に入れた副業に関しても、未経験から始める場合はスクールに通うことをオススメします。
- 経験者のサポートがあって自信を持って進められる
- つまずいた時も質問できる
- 周りに同じように努力してる人がいる
- やらざるを得ない環境をつくれる
スクールには↑のようなメリットがあるので着実に進めていくことができます。
一通り学んだあとは、早速実務を進めていきましょう。
オススメは周りの知人のお店のサイトを作ったり友人のサイトを作るのも1つです。
もう1つはクラウドソーシングで応募して経験を積む方法です。
クラウドソーシングの始め方についてはこちらの記事で解説したのでこちらを読んでみてください。
ちなみにITエンジニアで開発系やネットワークエンジニアになる場合は、実務経験を2~3年は積んで独立を視野に入れるのがオススメです。
開発系はWEB制作よりも難易度が高く、WEB制作よりも規模が大きいケースが多いためチームメンバーとして長期で携わる経験が後になっていきていきます。
未経験から独立する場合はWEB制作、開発系やより高度なITエンジニアになる場合は、実務経験を2~3年積んでから独立を視野に入れる、とイメージしておくのがオススメです。
未経験から始めるWEBマーケター
次に未経験から副業でWEBマーケターになる場合です。
僕は教材を買った後にスクールでも学習をしたんですが、独立が目的なら副業からとにかく実践で、SNS運用やブログ運用(SEO・ライティング)をやるのがオススメかなと。
始めること自体はプログラミングよりも比較的ハードルが低いので、実践でやってみて詰まったタイミングで教材やスクールなどで学習すると結果的に早く進みます。
何より短期間でコツを掴めた方が続きやすいんですよね。
自分なりにやって「やっぱりうまくいかない」って思う前に改善ができれば立ち止まることも減るので進みます。
自分のアカウントやブログ運用を進めながら、クラウドソーシングでも積極的に募集内容を見てみましょう。
既存スキルから広げるITエンジニア/WEBマーケター
最後は、既存スキルから広げて独立を視野にITエンジニア/WEBマーケターになる場合です。
僕はこのパターンでWEB制作を学習して、現在はWEB集客から制作まで一括で依頼をいただいています。
個人的には独立を考えて新しく始めるならこのパターンで、WEB制作などプログラミングスキルを習得してそこから広げていくのがオススメです。
未経験からWEBマーケターの場合、扱うこと自体は比較的多くの人ができる領域なので競合も多くなります。
そのため、できるかどうかよりどれくらい成果を上げたことがあるかを問われることが多いので基盤を作る点では安定を作るのが若干大変なんですよね。
一方でプログラミングの場合、そもそもプログラミングができるかどうかの時点で諦める人がWEBマーケティング領域より多いにも関わらず、需要自体はかなり多いので安定を作りやすいです。
そこから展開していくと、副業として稼ぐ基盤を作った上で着実に広げられます。
そして、独立を考える場合は、学習しながらクラウドソーシングなどで案件を取っていくのが最短です。
特に中長期に渡って力を発揮できるように継続を見据えた案件に応募していくと良いでしょう。
僕も最初は制作会社から継続的に案件をいただいて経験を積みましたが、単発の依頼よりも体系的に知識をつけることもできます。
WEBマーケターになる場合は、自分でSNS運用やメディアを運用しながら案件を取っていくとより早く独立に近づくことができます。
教材で学習をして、自分で運用してアウトプットしながら経験を積んで運用代行の案件を取っていくイメージです。
また、独立を視野に入れる場合は提案力もポイントになってきます。
転職の想定する場合は、言ってしまえば「採用人事が良いと思うようにプレゼンする」ことができればOKです。
独立を視野に入れる場合はいろんな相談者さんがいるので、自分のスキルを相手目線で伝えられるかどうかで仕事の量は大きく変わります。
実務が一番の実践と学習の場なので、ぜひ積極的に提案していきましょう。
クラウドソーシングについては、こちらで解説しているのでよければご覧ください。
まとめ
今回は、フリーランスエンジニアについて、フリーランスになって変わったことと実際に使ったおすすめの求人紹介サービスをご紹介しました。
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最後まで読んでいただきありがとうございました!!