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【経験者が伝える】学歴ロンダは就活に有利?進学のメリットとデメリット

この記事の想定する読者

学歴ロンダを考えている人

この記事で分かること

経験者の観点で見る学歴ロンダのメリットとデメリット

こんにちは、竹山(@tkymbiz)です。

外部大学院受験を考えている人が一度は耳にしたことがある、
学歴ロンダリングという言葉。

「就職活動にどう影響するのかな..」

「合格できても周りのペースについていけるのかな..」

「学歴ロンダって言われるのかな…」

「そもそもどれくらいの人が合格できるのかな..」

僕自身も受験を決める前にこのようなことが気になっていました。
今回は学歴ロンダすることのメリットとデメリットについてお伝えします。

記事の信頼性:
筆者が関西大学から名古屋大学大学院に進学

既に受験を決めている方は、受験勉強のロードマップをご覧ください。

【保存版】学歴ロンダを成功させる学習ロードマップ学歴ロンダを成功させる学習ロードマップをお伝えします。再現性が高いのでこれを読んでぜひ勝ち取ってください。...

学歴ロンダリングのメリット

就活が ”ちょっと” 楽になる

前提として、注力してきたことがあると、プラスαで学歴も評価される印象でした。

学歴だけあっても、やってきたことが薄ければ学歴に意味はありません。

何かに注力した結果や努力の過程が面接官に伝わった時に、
「良い大学も出てるし努力を惜しまない人なんだろうな」と思ってもらえました。

なので、就職活動を楽にすることを最大の理由に進学するのはおすすめしません。
あくまで研究や環境を目的として進学することをおすすめします。

成長しやすい環境に身を置ける

実際に進学して最初に感じたメリットです。

どこに進学するかにもよりますが、外部大学院への進学は大学よりもランクを上げることが一般的です。

また、私立大学の大学院進学は、成績次第で面接のみの割合も多いですが、
国公立大学の大学院進学は大半の内部生も受験をしています。

落ちる人もいるくらいなので、なんとなく進学する人はあまりいません。

研究の話をしても、他のことでも何かに熱中している割合が多い印象でした。

先生に聞かなくても先輩に相談すれば解決したり、留学生がいれば英会話に行かなくても英語を使えたり、外部の大学院に身を置いたことで成長しやすくなった実感がありました。

その分、最初は大変でしたがそれについては後で記載します。

また、学歴ロンダという言葉についてですが、本当に優秀な学生であれば「学歴ロンダ」なんて言葉は直接言ってきません。

同じ環境の学生、研究室の一員として見てくれます。
逆に、必ず遅れがある立場で努力を重ねれば周りよりもプラスになります。

学歴ロンダと普通に言ってくる人がいたら、大したことない人だと思って関わるのを避けましょう。

人としても優秀な人たちと過ごして自分を成長させていきましょう。

研究設備が半端ない

研究室訪問をして、受験を決意した最大の決め手になったのがこれです。

僕自身は私立大学から国立大学に進学しましたが、市民から集める資金と国からもらう資金では規模が違うことを切実に感じました(笑)

進学先の他の研究室も似たような規模だったので、旧帝大くらいの大学だと
一定以上の設備は整っている気がします。

大学生活を2度経験できる

これはおまけのメリットです。

大学院生の生活は大学生の生活とかなり違いますが、通学して、食堂や近くのご飯を食べに行ったり、大学の設備を利用していると大学生活を2度経験しているようなお得感を感じました。

また、それぞれの大学の良さを体験することができて、自分の位置を客観的に見ることができるようになりました。

そういう意味でも計6年間の大学生活がより濃い経験になるのは間違いないと思います。

学歴ロンダリングのデメリット

3年分の学習を2年で進める

一般的には大学4年生で研究室に配属になり、研究に必要な基礎知識を身に付けて卒業研究をして大学院で延長します。

外部大学院の進学で分野が異なると、基礎知識を身につけながら研究を進めることになります。

研究が進めばその差も感じなくなっていきますが、最初の時期はこれが堪えるかもしれません。

出来上がったコミュニティに入る

これは研究室によりますが、歓迎ムードで無ければちょっと心細くなるかもしれません。
毎年外部生が入ってくる研究室だと受け入れる文化もあり、同じように外部進学した先輩もいるのでその時はしっかり周りに頼りましょう。

また、大学院しか無い ”大学院大学” もいくつか存在するので、人間関係が気になる方はそちらを検討してもいいかもしれません。

奈良先端科学技術大学院 (NAIST)新潟先端科学技術大学院(JAIST)などがあります。

合格率が分かりにくい

入学してから分かったことですが、内部進学者は外部から受験する人がどれくらいいるか把握できます。

外部進学者は大学院のホームページに掲載されている過去の受験者数と合格者数から予測するのみになります。

ただ、例年と大きく数が変わることは無いので、昨年の数を今年と捉えて勉強に集中することをおすすめします。

まとめ

ここまでで学歴ロンダリングのメリットとデメリットをお伝えしました。

大学院進学を決めていて外部の大学院進学に興味を持っている方は挑戦することをおすすめします。

ただし、研究室によるところは大きいので、事前に必ず研究室訪問をしてギャップを埋めましょう。

メリット

  • 就活が ”ちょっと” 楽になる
  • 成長しやすい環境に身を置ける
  • 研究設備が半端ない

デメリット

  • 3年分の学習を2年で進める
  • 合格率が分かりにくい

学習方法が気になる方はこちらも参考にしてみてください。

http://wushansite.net/2021/02/examination_guraduate_school/

最後まで読んでいただきありがとうございました。

ABOUT ME
竹山
「キャリアを自由に変えていく」をテーマに発信中。 情報系大学院▶︎大手電機メーカー▶︎ベンチャーSE+WEB制作副業からふチーランスエンジニア複業 | 職場初の時短フレックス▶︎WEB広告/制作で独立。 正社員・副業・複業・独立の経験からWEBを通してキャリアを広げていく発信をしています。